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【宅配買取】業務用3DO ROBOを奈良県橿原市のお客様よりお譲りいただきました

 奈良県橿原市から大変珍しい一品が入荷致しましたので、ご紹介いたします! 時代を先取りしていたマルチメィア機3DOの業務用『ROBO』でございます。

 まず見て頂いたらお分かりになると思いますが凄まじく大きい……そしてとてつもなく重い! 運んでる途中腰と背中を痛めそうになりました……

 3DOといえば黒のイメージだと思いますが業務用のこちらは正反対の白を基調にしたものになっています。当時は「マルチメディア」という言葉に注目が集まっていたこともあり、ゲーム機というよりは家電という枠で売り出そうと考えていたらしいのでその影響でしょうか。何と言いますか、白と灰色の配色のせいか遠目からだと巨大化したNESにも見えます。X68000の中で唯一の横置き型であるPROと同程度のサイズ感で持ち運びは取っ手も無くとても大変でした。コントローラーは通常の3DO用の物なのか黒色ですね。よく見ると再生、停止のマークが見えるかと思いますが、3DOはマルチメディア機なのでゲーム以外の事もできました。フォトCDなる規格が再生できたようでそれは画像が表示される裏で音楽が鳴るものという事で、今でいうフォトフレーム様なものでしょうか。

 

 側面にはなんと鍵がついていました。回してみるとフロントの部分が開きます。ソフトの交換やメンテナンスの為のようで、むき出しの基盤が見える無骨さがいかにも業務用といった感じでときめいてしまいます。しかし開いた様は鍵の存在も相まって金庫のようです(どんどんゲーム機感が薄まって行ってる気がします……)。
 
 

 そしてPCエンジンなどのようにリセットボタンがついておらずあるのはパワーボタンだけです。もしや裏面には存在しているかと思い確認しましたが、電源ボタンしかありませんでした。これは業務用だけでなく通常の3DOでもこの仕様なので、恐らく機能として付いていないのではないかと。それとこの正面のアクセスボタンは何でしょう、ファミコンボックスみたいにゲームが切り替わるのに使うのだろうかと押してみると内部で機械が回転していました。どうやらディスクを五枚まで入れておいてそれぞれボタンで切り替えることができる仕様になっているみたいです。やはり業務用としてホテルなどにスーパーファミコンボックスなどと一緒に置かれていたのでしょう。

 なかなかうまくディスクの挿入ができなかったり蓋がうまくはまらなかったりと難航しましたが無事起動もいたしました。五枚のディスクを入れっぱなしにできるので入れ替えの必要も殆どなく快適に遊べる一品でしょう、重さも一度場所を決めてしまえば気になりませんしね。

 時代を先取りしすぎた悲運のマルチメディア機3DOの業務用『 ROBO』のご紹介を致しました。

 

BEEPではファミコンボックスからこのような巨大な業務用ゲーム機などの買取も行っております。是非気軽にご連絡ください。

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